スマホやカメラで撮影した高画質な写真や動画データ、みなさんはどうやって人に渡していますか?
特にやりがちなのが、『スマホで撮ってLINEで送る』
実はこれ、画質が劣化してしまっています。
今回は主要なサービスをベースに、
本当にその方法で画質を保てているのかを検証します。
「写真や動画の画質が落ちて困っている」「そもそも気づいていなかった」という方も、ぜひご一読ください。
データが劣化する方法
サービス名 | 特徴 | 補足 |
---|---|---|
LINE通常送信 | 自動圧縮により解像度低下 | プレミアム契約で「オリジナル送信」可能。送信データ上限あり。 |
Apple共有アルバム | 写真を長辺2048pxに縮小 | アルバム機能は画質低下 |
Googleドライブ | iPhoneアプリDL時に自動圧縮 | ブラウザ経由なら保持可能 |
Googleフォト | 「高画質」設定時16MP/「エクスプレス」3MPに圧縮 | 「元の画質」設定なら劣化なし |
Gmail(iPhone) | デフォルトで自動圧縮 | 「実際のサイズ」選択必須 |
データが劣化しない方法
サービス名 | 特徴 | 補足 |
---|---|---|
Googleフォト | 「元の画質」設定で非圧縮 | ストレージ消費量増 |
Gmail(PC) | 25MB以内ならオリジナル送信可能 | 大容量ファイルは分割必要 |
AirDrop | Apple製品間で暗号化転送 | 10m以内の距離制限 |
OneDrive | 公式発表では非圧縮 | iOS側で自動変換の可能性 |
tenpu | 完全非圧縮転送・全OS対応 無料で2G 「ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014」 国際的なセキュリティ認証を取得、ビジネス利用に最適。 | SSL暗号化、パスワード保護、ダウンロード制限など |
Send Anywhere | 完全非圧縮転送・全OS対応 無料プラン10GB | エンドツーエンド暗号化、リンクに有効期限・パスワード可。 |
ギガファイル便 | 1ファイル300GBまで非圧縮で転送可能 | iOSからのアップロードはiOSの仕様で画像形式やサイズが変わる場合あり。PC/Android等は劣化なし。 |
Apple iOS独自の『HEIF/HEVC形式』はストレージ効率が良くする反面、Windows/Androidでは互換性問題が発生しがちです。また、他OSへ共有するため変換時に画質低下のリスクがあります。
現時点で最も劣化がなく、安心して使えるサービスは『tenpu』と『Send Anywhere』の2つ。
あらゆるOS間で完全非圧縮転送が可能です。
ビジネスや機密性の高い用途では、tenpuが最も厳格なセキュリティ認証・管理機能を備えており、次いでSend Anywhere(有料プラン)、ギガファイル便は基本的な対策のみの結果でした。
Appleユーザー間で同じ場所にいるのであればAirDropが便利。
クライアントへ大容量ファイルを渡すときは、OneDriveやGoogleドライブ(ブラウザ経由)の共有リンクを渡すなど状況に応じて使い分けると良いのかと思います。
※OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドサービスはアップロードやダウンロードの失敗が起こる場合があるため、必ず全てのファイルが正常に転送されたか確認が必要です。
※共有リンクはパスワード管理もお忘れなく!
個人でスマホのデータを移管するだけなら、Send Anywhereが一番好きです。
スマホアプリとの連携が楽ですね。
今回紹介したものはどれも無料で使えるものになっています。
データ共有を間違えて、せっかくのデータを劣化させてる人多いだろうなと思って書きました。
思い出も、お仕事データも、綺麗に相手に渡せるといいですね。
ぜひご活用ください。
- tenpu
https://www.tenpu.me/ - Send Anywhere
https://send-anywhere.com/ja - ギガファイル便
https://gigafile.nu/
参照:【お知らせ】tenpu運営元の株式会社イノベーター・ジャパンがISMS認証を取得しました
注釈:AI生成画像を使用しています。